イワタバコ科
強い日射しに当たると葉が焼けてしまいます。特に真夏の直射日光はエスキナンサスにとっては強烈なので半日陰の場所に移動します。それ以外の季節はよく日光に当てて育てます。
冬の寒さには弱く10℃以上の気温が理想的です。5℃程度まで耐えるのですが、低温にさらされると葉がすべて落ちてしまいます。葉のある状態で冬越しをするのであれば、10℃程度必要です。
葉が落ちてしまった株は5℃以下に気温が下がらないようにして春に株元まで茎を切り戻します。
過湿を嫌うので水のやり過ぎに注意しましょう。生育期間中は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。冬は水やりをひかえめにし、乾かし気味にします。土の過湿は嫌いますが空気中が乾燥すると葉が落ちたり萎縮する原因になるので、乾燥する時期は霧吹きなどで葉に水をかけます。
株が古くなったり根づまりをおこすと株元辺りから葉が落ちてしまうことがあります。そうなると見た目よくないので株元近くまで茎を切り戻し、仕立て直しを行います。切り戻しを行うことによって株元から新しい茎が伸びてきます。