チャセンシダ科
弱光線を好むので一年を通して柔らかい日射しの元で育てます。強い日射しに当てると葉の色が薄くなり葉が茶色く枯れてきます。真夏の直射日光には気を付け、5月~9月は屋外の半日陰の場所に置きましょう。室内の明るい場所でも充分育ちますが、屋外の半日陰の場所の方が葉の色つやのよい丈夫な株になります。
耐寒温度は最低5℃、できれば7℃以上なので、冬場は室内に取り込んで明るい場所で育てましょう。シダ類の中では比較的乾燥に強いほうですが、湿度不足になると生長が悪くなります。特に芯(新しい葉のでてくる部分)が乾燥すると新しく出てくる葉が小さくなったり、不格好なでこぼこの形になってしまうことがあります。
基本的に湿気のある環境を好みます。春から秋の生育期は、土の表面が乾いたら与えるようにします。特に夏は乾きやすいのでこまめにチェックしましょう。
冬は水をやりすぎると根が腐って植物全体が枯れてしまうことがあるので、土の表面が乾いて数日たってからたっぷりと与えるようにしましょう。
葉っぱが枯れてもハラリと落葉しないので茶色くなったものは根元から切り取りましょう。