ヤシ科
トックリヤシ属
モーリシャス共和国原産
本来は日当たりを好みますが、夏の直射日光に当たると葉っぱが焼けて黒くなってしまうことと、耐陰性があって、少々日当たりが悪くても生育することから、明るい室内や戸外の明るい日陰で育てられることが多いです。
冬の寒さに弱く、10度以下になると枯れてしまいますので、冬も人が生活する場所で管理してください。
水やりは土が乾いていたら水をしっかりとやります。
トックリヤシは根元のふくらみに栄養を溜めておくので、水は控えておくのがコツです。土がカラカラに乾いてから水をやっても、枯れたりはしません。
トックリヤシを枯らしてしまう原因は、水切れより「水のやりすぎ」です。
水をやりすぎると根が腐って枯れてしまいます。特に冬は成長が止まり、水の吸い上げる力が落ちています。水は控えて下さい。
鉢底から根が出てきたら、根が鉢の中でいっぱいになっていると考えて下さい。根が詰まると水をやってもやっても水切れになったり、葉っぱが落ちてきます。そうなった場合は植え替えをした方が長く持ちます。