カラテア(Calathea)

クズウコン科
熱帯アメリカ原産

ブラジルを中心として熱帯アメリカに100種以上が分布します。
葉にエキゾチックな模様が入るものが多く、観葉植物として親しまれています。花の美しい一部の品種は鉢花としても出回ります。
枯れてしまった葉っぱは美観を損なうので根元から切り落とします。
空中湿度が高い環境を好み空気が乾燥していると、水分の蒸散を抑えるために葉っぱが筒状にくるりと丸まってしまったり、光沢がなくなることがあります。乾燥する時期(特に冬の室内)は霧吹きで葉っぱに水を与えて湿度を高く保つようにします。
ハダニ(赤くて小さな虫)が葉の裏に付くことがありますが、これも霧吹きで葉に水をかけることによって予防することができます。
強い光線を嫌うので一年を通して明るい日陰で育てるようにします(完全な日陰だと弱々しくなって葉の色も悪くなります)。
春から秋にかけて室外で育てる場合は木陰ができるような場所が一番理想的です。
水(湿気)が好きな植物なので春から夏にかけては特に水切れさせないようにします。水が好きといっても土が常にじめじめ湿っているような状態も良くない(根が腐ってしまう)ので土の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにします。夏は特に乾きやすいので朝に水をやっても夕方に乾いていないがどうか確認しましょう。
冬は生育が鈍りるので土の表面が乾いてから数日待って水を与えるようにします。

カラテア<small>(Calathea)</small>