ガガイモ科
東南アジア オーストラリア原産
茎の節から根を出して岩や樹木に張り付いて成長する着生植物です。
一部の種は葉が肥大して内部が空洞になった貯水嚢(ちょすいのう)をつくります。貯水嚢 の内部には根が生えており、そこから水分や養分を吸収することができます。
春と秋は日当たりの良い場所か半日陰の場所におきます。真夏は直射日光に当てると葉が傷んでしまうので明るい日陰に置きます。
耐寒温度は5℃~10℃、冬でも成長させるなら12℃以上の気温が望ましいです。屋外での越冬はむずかしいので、冬は室内で育てます。
日当たりを好むので、室内でもなるべくよく日の当たる場所に置きましょう。
土の乾燥には強い方で、逆に過湿にならないように気をつけます。
水やりは用土が乾いてから与えるようにします。空気中の湿度が高い環境を好みますので、こまめに葉水を与えてください。
エアコンの効いている部屋では空気の乾燥が強くて葉が枯れてしまうことがあるので注意しましょう。
冬は寒さで成長が鈍るので用土への水やりの回数を減らしますが、暖房などで空気が乾燥するので葉水は沢山したほうが維持できます。
用土を過湿にすると根が腐って水を吸えなくなり、葉にしわが寄って最終的には枯れてきます。
カイガラムシが発生することがあります。見つけ次第、葉や茎を傷付けないようにこすり落とします。