アガベ(Agave)

リュウゼツラン科
リュウゼツラン属
メキシコ、
北アメリカ大陸南西部~中米のカリブ海沿岸地域分布

アガベは有用な植物として、古代アステカやマヤの人々の暮しに登場します。アガベ・サイザラーナは葉の繊維からサイザル麻が織られています。また、食料として食べられたほか、甘い樹液は、アガベ・シロップとして今も販売されています。
近年メキシコの世界遺産として良く知られるようになったお酒テキーラは、アガベ・テキラーナの葉を落とした後の成熟した球形の茎から造られます。
室内の一番日当りの良い場所に置いて下さい。乾燥にも強く、やや耐寒性もありますが、成長には15~20℃が最適です。
アガベは赤道周辺の乾燥地帯に生息していますから、日中の最高気温50℃にも耐えます。また、なかには1,000メートル級の高山に生息するものもあり、それらは-25℃にも耐えることができます。
室内の場合は、一日の最低気温が5℃以上保たれれば月に1回程度の水やりが可能です。最低気温が4℃以下では水をやりません。種類によっては葉にダメージを受けます。
アガベはサボテンのように休眠期がないので、温度さえあればいつでも成長します。

アガベ<small>(Agave)</small>